第760回 東京都青少年健全育成審議会 議事録
令和7年4月新年度・委員3名交代(佐久間和美・榎本光宏・髙島由紀子各委員就任)。優良映画の審議なし。
指定図書 1誌
出席委員
※ 発言者の氏名(都職員及び関係行政機関職員を除く)及び個人情報、一部企業名など、議事録の一部を伏せて掲載しています。
図書1
「○○しないと出られない部屋」の管理人になりました 4354
結果:指定(保留3・該当16・非該当0)
- 発行
- 株式会社フランス書院(2025年4月15日)
- 購入場所
- 書店
- 該当基準
- 第15条第1項第一号イ・ロ
- 過去1年の指定
- なし
自主規制団体の意見(16名出席)
- 指定やむなし(10名):コミカルなゲーム感覚の作品で、人格否定などは見受けられない。両想いのふたりを結ぶためのゲームだった、というラストも、さわやかな印象。ただ、男性器の表現が生々しくトーンなどで陰影をつけつつ、このレベルの修整で済ませている、という表現をなかなか見たことがない。性描写や器具の使用、薬物などあわせて、18歳未満の青少年が読むにはふさわしくない。指定該当やむなし。
- 指定非該当(6名):性器の修整が甘いように感じる。線で隠したりしているがそれとわかる。ストーリー上卑わい感はない。「○○しなければ出られない」という流れが人格否定につながらないか懸念があるが、全体をみると、内容的には指定非該当。
委員意見
- K指定該当
人格否定等が無い点は評価できるし、恋愛ゲームということで問題点は少ないとは思うが、性器のぼかしが非常に甘いこと、性描写が大半を占めているため指定該当やむなし
- H指定該当
指定該当と判断する
- B指定該当
全体的にコミカルに描かれているようにも感じるが、性器の修整部分はむしろ強調されているようにも感じ、描写のリアリティも強く卑わい感を払拭できない
- G指定該当
性器の修整が甘く、性描写も際どい。媚薬の使用やムチを使うなど危険かつ被害を誘発する恐れもあり、青少年が安易に閲覧できるものとしてふさわしくない
- 馬神指定該当
性器の修整、ぼかしが甘いこと、性的行為をほぼそのまま露骨に描写していると感じる。描写の露骨さについて区分陳列等の取り扱いが必要
- D保留
ストーリーについては問題は無いと思う。自主規制団体でも6名が非該当という意見を出しており、性器のぼかしが甘くはあるもののストーリーと合わせて考えると著しく性的感情を刺激するとまでは言えない
- 榎本指定該当
コメディタッチで描かれている部分が多々あるが、性器の修整が甘いところがある
- C保留
画力の高さゆえに性描写が非常にリアルで性器の消しが極めて不十分だが、ストーリー展開は自然で嫌悪感を抱く読者は少数ではないか。卑猥な感じもそれほどないため保留
- 藤木指定該当
もし自分の子供が18歳未満だった場合に読んでほしい本かというと、やはり読んでほしくない本だと思う
- J指定該当
性描写も大変多いので18歳未満の青少年が読むにはふさわしくない
- I指定該当
全編大部分ではまず無いと思うが、性器の修整が非常に甘いというのはいかんともしがたく、修整がきっちりされていれば指定非該当だが、これだと指定該当とせざるを得ない
- 矢ノ目指定該当
監禁状態という強制感や一方的な行為から始まり、あたかも性的な暴力が許されるかのような内容に見受けられる。性器の描写も明らかで生々しく、青少年が容易に手に取れる状態は望ましくない
- 髙島指定該当
確かにコミカルな話の展開ではあるが、監禁とか薬物の使用等もあり、性器の描写が非常に生々しく修整が不十分なため18歳未満の青少年にはふさわしくない
- E指定該当
全般的に後半特に性描写が多いことと、コメディ、コミカルだということで逆に入りやすいからこそ指定該当やむなし
- F保留
著しく性的感情を刺激するのかと言われるとこのストーリーからしてどうなのかと思う。本当に部分的にだが修整の甘さがあることを鑑みて保留
- 佐久間指定該当
ストーリーというよりも性器の修整が甘いですとか、そういった描写の問題がある
- A指定該当
卑わい感はそれほど無く人格否定も感じないが、性器の描写がリアルでとにかく修整が甘すぎる。青少年レベルを超えており性描写自体も多い
- 会長代理指定該当
全編大部分というところはあたらないと思うが、部分的に性器の描写、性描写で18歳未満の青少年が読むにはふさわしくない部分がある
- 会長指定該当
皆様と同じような感覚で、これは指定該当やむなしと感じる
※この概要は自動処理により抽出しているため、実際の内容と異なる場合があります。正確な内容は議事録全文をご確認ください。
出典・注記